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女性の身体は¨血¨が基本➀!!血を増やしましょう

本日はどの年代の女性にとっても大切な¨血のお話¨です。

私が参考にしている婦人科専門漢方薬局の薬剤師の堀江昭佳さんの著書【血流がすべて解決する】の本の中で《女性の身体は血が基本》という記載があり漢方医学では¨子宮は血海¨と言われており子宮がたっぷりの血液で満たされている事が心身の健康を保つ上でとても重要とのこと。

 

ということは逆に血の不足や血流の悪さがPMS、月経困難症、子宮内膜症、更年期障害などの婦人科系のトラブルを招きやすいということだそうです。

皆さんも、なんとなく健康のためには血流を良くしておくことは当たり前の知識として持っているかと思いますが、

 

【血液の大きなはたらき】
▪私たちの身体に酸素や栄養素を運搬する
▪二酸化炭素や老廃物を身体から排除する
▪感情面や美容面なども大きく左右する女性ホルモンや代謝に関わる成長ホルモンなどの運搬する
▪体温調節をする
▪免疫力の役割 身体を守る

私達が生きていく中で本当に重要な働きを担っているのがわかりますよね。

 

だから血流を良くしておくことが心身健康に生活を送る上でとても重要と言われる理由がここにもあるのですが、

 

そもそも女性には毎月の生理があり定期的に血を消耗しやすく、そして出産を経験した方の多くは胎盤や母乳を通して赤ちゃんに優先的に血液が運ばれていくので数値に表れていなくても産前産後の期間は鉄分の不足による貧血の方がとても多い状況だと言われています。

産後の不調の疲労感やだるさ、めまいや立ちくらみ息切れなどがなかなか改善されない方は診断されていなくても隠れ貧血の可能性も大きいと思います。

 

貧血と聞くと鉄の不足ばかり気を付けていた方も多いかもしれませんが、血液の重要な構成要素であるタンパク質の摂取が少ない事でも血液の質や血流も悪くなり様々な不調を招く要因となってしまいます。お客様にもお話をお伺いするとタンパク質摂取の不足の方はかなり多いように感じます。

 

そして鉄不足もまた貧血だけではなく、脳の中で感情や精神面に関係する¨幸せホルモンのセロトニン¨や¨向上心を高めるわくわくホルモンのドーパミン¨そして¨やる気ホルモンのノルアドレナリン¨の生成不足にもつながりうつ傾向にもなりやすいとも言われています。このことからも産後の気持ちの浮き沈みなども一つの要因として鉄分の不足によることも考えられると思います。

 

まずはたっぷりの血液を身体の中で作った上で身体の中を質の良い血液で巡らせる生活習慣が心身の健康に重要になっていきます。
そこで今回は血を作る¨タンパク質¨と¨鉄分¨の皆様に積極的に摂ってほしい食材をお伝えしますね!!!

 

《高タンパクの食材》
▪牛肉や豚肉などのお肉や特に骨の部分が血をつくる力が高いと言われているので鶏肉の手羽先や手羽元も凄くお薦めです

▪お魚は白身魚だと鮭や鱈など赤身魚は鰺や鯖やマグロなどが使いやすくお薦めです。そして卵製品も気軽に摂りやすい食材ですね

※お肉はタンパク質の塊でもありますが鉄分も入っているので血の原料でもある両方をまとめて摂ることができますので必須食材ですね♪

 

《鉄を含む食材》
お肉など動物性食品に含まれている鉄分をヘム鉄、野菜など植物性食品に含まれている鉄分を非ヘム鉄といいますが、ヘム鉄のほうが吸収率が高く、身体の中に吸収されにくい非ヘム鉄はブロッコリーや大根などや果物に含まれるビタミンCと摂ると吸収率がぐんと高まるのでこちらも参考にしてみて下さい♪

▪ヘム鉄
豚鶏レバーが断トツの含有量です。続いて牛レバー。カツオやまぐろ、いわしなどのお魚もお勧めです

▪非ヘム鉄
レンズ豆、納豆、枝豆などの豆類や小松菜やホウレンソウ、ひじき厚揚げなどが使いやすい食材です

※ご妊娠中は、ご出産の備えて鉄を多く摂る必要がありますが赤ちゃんの発育に関してレバーに多く含まれるビタミンAの過剰摂取に気を付けなければならないので、含有量の多い豚鶏レバーは避ける、非ヘム鉄を優先に摂るのも良いと思います。ご妊娠中のレバーの摂取に関しては産婦人科の先生のご見解もそれぞれ違いますのでご相談頂くのが一番安心だと思います。

 

ということで本日は血を増やす食生活からのアプローチに関してお伝えさせて頂きました。
特にご妊娠中や産後は血の不足によるご不調などが出やすいので、意識して摂る事をお勧めしています。

 

この本の中に《生理痛はないのが当たり前》と書いてあり若い頃から生理痛に悩まされていたので読んだ際は驚愕し半信半疑だったのですが、¨血を増やす食生活¨を出来る事から意識して送ったことで私は大幅に生理痛が緩和しそして生理の血の色も鮮やかで健康的な色となったのには驚きでした。タンパク質や鉄分だけではなくビタミンやミネラル食物繊維などバランスの良い食事が大切になりますが、血を作る上でタンパク質や鉄分を意識して積極的に摂る事の重要性を身をもって体験した出来事でした。
※ただ生理痛も子宮内膜症など治療が必要な場合もありますので痛みが強い場合はちゃんと婦人科で診てもらってくださいね。

 

それぞれの年代によって婦人科系のお悩みなど様々ありもちろん治療が必要な場合もありますが、私達の身体の中で重要な役割を担う血液は、私達が口から入れるもので作られていくことを思うと質の良い血液をたっぷり作る生活習慣で予め防げる婦人科系のトラブルはあるはずです♪♪ 良かったら参考になさって下さいね。

 

本日も長くなりましたが最後までお読み頂き有難うございます。血を増やした後は血流を意識した生活です!!!

次回はそのお話をお伝えいたします♪

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