こんにちは
今日から11月です!!
季節は秋ですがまだ暖かい日も多いですね。ここから秋も深まりぐっと寒くなる時期に入りますので寒暖差に気を付けながら今月も元気に過ごしていきましょう。
さて本日は以前もブログで書かせて頂いた、私たちの心と身体にとっても良い影響を与えてくれる幸せホルモン¨オキシトシン¨のお話。本日はご妊娠中に特化してオキシトシンの働きをお伝えしていきます。
以前のブログでオキシトシンの働きを記載しておりますので良かったらこちらも是非お読みください↓↓
施術…触れるということの効果
オキシトシンとは脳の下垂体というところから分泌されるホルモンで、妊娠中は初期から分娩時にかけて分泌力が高まり、お腹の赤ちゃんが生まれてくるための陣痛、つまり子宮の収縮を促しお産を進めてくれる重要な役割があります。
またオキシトシンは”妊娠””出産”の総合プロデューサーとも言われるホルモンで、オキシトシンの分泌増加が妊娠中の心の安定や安心そして安産に繋がると言われています。
とはいえ、分娩時ホルモン分泌は自分の意思で増やせるものではないので、じゃあどうしたらいいのか??
このオキシトシンは、幸せホルモンとも言われていて、癒しや心地好いという感覚、愛しい気持ちなど、リラックスした状態で感じる五感の刺激で高まり分泌が増加していくそうで日頃からその刺激に慣れていることで分泌の効果が高まると考えられているそうです。
ですので”オキシトシン”の分泌力を高めるにはオキシトシンの分泌されやすい身体を日頃から作ること!!
具体的には
▪自分が心から好きなことをやる
▪気持ちが落ち着くことをする
▪安心できる空間で過ごす 等々
▪パートナーや家族、そしてペット達との触れ合いのスキンシップも有効です。
妊娠中の様々な情報がある中でも
《自分自身が安心を感じられる情報を選択をする》
これも本当に大切ですよね。
できる範囲で皆様それぞれの大好きな時間や空間に身を置いてオキシトシンの感受性を高めていきましょう。
そして出来る範囲で心が嫌と感じる事はなるべく少なくしていきましょう。
ママの安心はお腹の赤ちゃんの安心
ママの心からのリラックスは安産へ
正期産になるまでは子宮のオキシトシンに対する感受性は低く抑えられているのと、胎盤でオキシトシンを分解する酵素が分泌されているそうで妊娠中にオキシトシンが沢山分泌されても、オキシトシンを外から投与しない限り陣痛や流産をもたらすといった報告はないそうです。
このような身体の中で行われる自動的な切り替わりもママの身体の神秘☆ 本当に凄いことですよね。
最近の研究では陣痛が始まる際に分泌される¨コルチゾール¨や¨プロスタグランジン¨というホルモン様物質は、赤ちゃんから発せらるという事がわかってきたそうです。その赤ちゃんから発せられるホルモンの合図に対して、ママの脳が反応して¨オキシトシン¨というホルモンの分泌が促進され子宮の収縮が促されて分娩が進んでいきます。
お産は赤ちゃんが自らのタイミングでママに合図を送っているという事からも、赤ちゃんはお腹の中にいる頃からしっかり意志を持って生まれてくる…
皆様のご出産時のお話を伺うことでも本当にそう感じます。
オキシトシンは産後も子宮の回復や母乳の分泌を促す他、ママの心の安定やお子様との絆を高め、お子様の情緒面にも良い働きかけに繋がるなど、本当に必要不可欠なホルモンです。
お腹の赤ちゃんが自分のタイミングで、なるべくスムーズに生まれてきてくれるためにも、妊娠中は日頃から幸せ感度が高まるように、ご自身を労わり大切に扱う事を第一に心掛けて¨オキシトシン¨を沢山分泌していきましょう♪♪